加藤屋にぼ次朗/おすすめラーメン・メニュー・値段を実食レビュー
関西に多数店舗を出店している幻の中華そば加藤屋にぼ次朗。
今回はその中でも、トップクラスの人気を誇る四条にぼ次朗に通いつめ、たくさんのメニューを食べてきましたので、その中でもおすすめのラーメン・汁なし油そばを実食レビューしていきたいと思います。
煮干し魚介系のスープでありつつ、にんにく(一部メニューのみ)・野菜・背脂・たれ増しに対応したガッツリさもあり、あっさりスープ+二郎系ラーメンが融合したようなお店として有名です。
加藤屋にぼ次朗の基本情報
【住 所】
〒600-8492京都府京都市下京区月鉾町59-3
【アクセス】
阪急烏丸駅もしくは京都地下鉄四条駅から徒歩約3分
※四条通りに面した道を西に300メートルほど進んだ先にあるラーメンの暖簾が目印
【T E L】
075-231-6999
【営業時間】
(昼)11:30~15:00
(夜)17:30~21:00
※お休みなどは食べログに記載
【席 数】
カウンターのみ13席
冒頭のお店外観のとおり、ビルとビルの間の石畳を進んだうなぎの寝床のような先に四条にぼ次朗はあります。歩道から店舗への間口が狭くて探すのに苦労すると思いますが、雰囲気が京都って感じで中々趣きがあります。
店内は木のL字カウンターで落ち着いた造りです。分かりにくいアクセスとは裏腹にピーク時は待ちが出るほど人気があり、開店と同時に入店して続々とお客さんが入ってくるようなお店です。
また、女性のお客さんも気軽に入りやすい居心地の良さがあります。実際、お客さんが全員男性だったことはほとんど無いと記憶しています。女性2人組で来ているお客さんもよく見かけますよ。
まずはお店に入って右手にある券売機で食券を購入して空いているカウンターに案内してもらいます。店員さんに食券を渡すと同時に、野菜(モヤシ)・背脂・タレを増すかどうか聞かれるので、好みに合わせて注文しましょう。
卓上には、お酢・油そばたれ・ラーメンたれ・胡椒に一味と味変アイテムが多数そろえられているのが嬉しいところ。
二郎系にありがちな恐い雰囲気はまったくありません。店員さんが丁寧にお店のメニューや注文方法について説明してくれるので心配はいりませんよ。
加藤屋にぼ次朗/メニュー・値段
加藤屋にぼ次朗で二郎系っぽく野菜・背脂・たれを増せるメニューは、ラーメン3種類に汁なし油そば2種類。
にぼ次朗に通う人はこの5種類から選ぶという人が多いと思います。ちなみに野菜といいつつ100%もやし、キャベツはありません。
ほかにも上記の無料増しは出来ないものの、細麺のラーメンや味噌味のラーメン・汁なし油そばもあり、中々豊富なラインナップとなっています。
◆汁なし油そば(煮干し醤油)850円(100g~300gまで同額)
⇒コシのある自家製太麺ともやしに、背脂・特製醤油だれをたっぷりかけた、汁なし油そば。
◆汁なし油そば(煮干し塩)850円(100g~300gまで同額)
⇒お店の看板には載っていないけれど、魚粉と塩だれがうまくマッチした汁なし油そば。
【細麺(並盛or大盛が同額)】
⇒中華そばは、煮干し・鶏ガラだしに特製醤油だれを加えたスープと自家製細麺を組み合わせた懐かしい味のラーメン。豚骨中華そばは、煮干し・鶏ガラ・豚骨のトリプルスープ。
⇒煮干し・鶏ガラ・豚骨のトリプルスープに8種類の熟成味噌を合わせた自信の味噌ラーメン。
麺増しはプラス100円・ネギ増しはプラス50円・チャーシュー増しはプラス200円になっています。ちなみに頼んでいる人は数回しか見たことがありませんが、白ご飯や肉丼もサイドメニューとしてあるようです
にぼ次朗/おすすめラーメン・油そば実食レビュー
ではいよいよ、四条にぼ次朗のラーメン・汁なし油そばの実食レビューをしていきます。それぞれに特徴があってどれを食べようか迷ってしまうと思うので、是非このレビューを参考にしていただけたらと思います。
煮干しラーメン(850円)
まずは基本にして王道の看板メニュー煮干しラーメンから。サイズは300gのにぼ三朗の野菜増しを選択しました。
まずスープを一口飲むと、コッテリとは無縁のあっさりとした煮干しを感じます。普通の二郎系ラーメンを想像して食べに来た人は面食らうほどのやさしいスープです。
やさしい煮干しはエグミは一切なく、特製醤油だれとうまく合わさっています。そのスープとは対照的に厚みのあるチャーシュー・大量のモ ヤシが印象深いですね。
決してスープは薄いわけではないのですが、野菜増しにした場合は、卓上ラーメンたれを追加してもいいかもしれません。
野菜・脂・たれ増しが出来るラーメン・汁なし油そばは、基本的に全部この麺で統一されています。
麺はストレートの中太麺でもちもち噛み応えがあり、小麦粉の風味を感じられる加水率で食べ応えはバッチリです。次郎系ほどのワシワシ麺ではないですが、濃いタレにも負けない強い味わいをもっています。
豚骨煮干しラーメン(900円)
あっさり系のにぼ次朗の中で、一番こってり濃厚なのがこの豚骨煮干しラーメンです。画像は豚骨にぼ三朗の野菜・脂増しとさらにこってりカスタムにしたラーメン。
スープが濃厚なので中太麺にもよく合い、普通の煮干しラーメンより麺とスープがマッチしていると思います。
通常の二郎系のイメージに一番近いものの、もともとがあっさり煮干しスープなので、脂ものが苦手な方でも問題なく食べられると思います。
豚骨はスープの粘度が高めなので、底に煮干しのザラザラが溜まりがち。途中からスープをかき混ぜるようにして食べると丁度良い塩梅になります。
鰹ラーメン(900円)
個人的に気に入っているのがこの鰹ラーメン。煮干しラーメンより濃厚で、豚骨煮干しラーメンより魚介感が強めのいいとこどりラーメンだと思っています。
一時はこのラーメンばかり食べていたくらい美味しく、魚介系つけ麺のスープが好きな人には間違いなくおすすめ出来ます。
画像は鰹三朗の野菜・脂増し+ねぎトッピング(50円)です。たったの50円でネギをてんこ盛り乗せてくれるこのねぎトッピングはかなりおすすめ。
そのおかげで本当の鰹ラーメンの姿が分からなくなってしまいましたが。。この鰹ラーメンは本当におすすめです。
汁なし油そば(850円)
汁なし油そばには煮干し醤油味と煮干し塩味の2種類がありますが、私がおすすめするのは断然煮干し塩。醤油系はラーメンで十分味わえるのですが、塩味はこの汁なし油そばだけでしか味わえません。
この煮干し塩だれの旨いこと!モヤシやネギとの相性が抜群で箸が止まりません。
画像は麺量300gの三朗に、無料増しはしていない状態です。
ラーメンも野菜増しをすればてんこ盛りにしてくれるのですが、汁なし系は安易に増しにすると本当にびっくりするくらい盛ってくれるので、お腹がぺこぺこの時だけにするようにしています。
ダイレクトにこってり背脂を大量摂取したい!という時には、汁なし油そば2種類を頼めばきっと満足出来ます。
にぼ次朗/おすすめラーメン・メニュー・値段 まとめ
以上、私が大好きでよく通っている加藤屋にぼ次朗について実食レビューしてみました。
関西に数店舗を構えるにぼ次朗は、各店舗ごとに独自メニューもあったりしますが、基本的には今回紹介したラーメン・汁なし油そばを想像してもらえれば間違いと思います。
京都の四条と言えば、ショッピングの河原町や二条城・清水寺といった観光地からもほど近くにある交通の要所です。お近くにお越しの際は是非一度行ってみて下さい。
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