自家製粉石臼挽き小麦 洛中その咲(京都市)でお出汁と麺を実食レビュー
京都市は四条大宮にあります自家製粉石臼挽き小麦 洛中その咲に行ってまいりました。
こちらのお店は、手打ち麺自然栽培十割小麦とお出汁、お肉、野菜などの自然食材の味わいを楽しむ「小麦の定食屋さん」というコンセプトのもと営業されています。
「ラーメン屋さんではございませんので、ご注意下さい。」とのこと。どんな完成度の高いお出汁と麺を食べられるのでしょうか。いやがおうにも期待が高まります。
洛中その咲 お店情報
お店の営業時間が短めで不定休の場合もあるようなので、事前にツイッターで営業していることを確認しつつ来店しました。
店内はカウンター席とテーブル席からなっており、テーブル席は半分目隠しをした物置場所のようになっていますが、全体的に落ち着いたカフェのような雰囲気で清潔感があります。
洛中その咲 主要メニュー
洛中その咲の麺メニューには、お出汁と麺系(一般的なラーメンの形)・つけそば系・まぜそば系があります。また、サイドメニューとしてのご飯もの・丼ものなども充実しており種類が豊富です。
主要なセットメニューは以下のとおり。
☆イケ麺 Kasane combo
⇒2種類のお出汁と麺を色々な方法で楽しめる。
☆mochirich East
⇒お出汁と麺はコク深い醤油味。そこに鶏油のまぜそばかご飯ものなどサイドメニューがセットになっている。
☆mochirich West
⇒お出汁と麺は、素材の味を生かしたすっきり塩味。そこにmochirich Eastのようにサイドを選ぶ形式。
洛中その咲 mochirich Eastを実食レビュー
個人的に醤油味とまぜそばが気になったので、mochirich East+鶏油そばのセット1,100円を注文しました。
極太麺のため少し待つこと十分ほど。。着丼したのがこちら!
では早速、お出汁と麺の方からいただいていきましょう。
第一印象はなんといっても極太麺のもっちりとした食感!小麦が香るその麺はもっちりという食感だけではなくもにゅもにゅとした食感でもあり、まず今まで食べたことがないような歯ごたえです。
うどんのようにごわごわとしたコシがあるわけでは無く、伸びてやわいということでもありません。ほんとに不思議な食感。でも間違いなく美味しい。
素材へのこだわりがすごく、最高級小麦である北海道産「ハルユタカ」を石臼で丁寧に低温挽きしているとのこと。低温挽きすることで小麦本来の旨味や香りが引き立つんですね。
スープは地鶏をベースに無添加醤油を使用しており、丸みをおびた優しい味わい、いくらでも飲めてしまう滋味深い美味しさです。
レアチャーシューのレベルも非常に高く、スープに浸して食べるとジューシーさが増して最高です。
お次は、鶏油まぜそばの方をいただきます。
麺は、お出汁系とは違い中細のストレートで、コシがあり食べごたえがあります。
トッピングは、生ハムと刻み葱というシンプルさが逆に麺と鶏油のたれの味を引き立てており、ダイレクトな素材の良さが伝わります。
ちょっとしたスパイシーさを感じながら、お出汁と違う方向性で麺のレベルの高さがうかがえます。お出汁のパンチが少し物足りなかったなあ、という人も満足できる一品です。
個人的に、この2種類の食べ比べが超おすすめです!
洛中その咲実食レビュー まとめ
個人的にラーメンは何でも大好きで二郎系もよく食べますが、こちらのお店のように素材の良さを生かした繊細なラーメンも大好きです。
お店や店員さんの雰囲気の柔らかさと同じように、優しいお出汁・麺を楽しめて、心から落ち着くようなそんなお料理でした。
このお店なら、こってりラーメンはちょっと苦手。。。という老若男女でも満足できること間違いなし!おすすめのお店です。
【京都のラーメン屋さんの記事】