【必読】心が落ち着く・気持ちが楽になる本3冊をおすすめ紹介レビュー
2021年1月ももう下旬、いかがお過ごしでしょうか。年末年始のお休み気分もしっかり抜けてお仕事や身の回りの用事に忙殺される日々をお過ごしではないでしょうか。
私はと言うと、それはもう仕事に行きたくない気落ちでいっぱいです。でもそんな訳にもいかず頑張って仕事をこなしています。
さて、そんな心が落ち着かない・悩みの尽きない時には、少し立ち止まって本でも読んでみませんか?
私は普段から通勤中にたくさん本を読んでいるのですが、最近は心が落ち着く本・気持ちが楽になる本に興味があり色々と購入してみました。
そんな購入した本の中でも、これは心に残ったなと感じた印象深い本を3冊厳選したので、是非おすすめ紹介レビューをしたいなと思い立った次第です。
【必読】心が落ち着く・気持ちが楽になる本3冊
今回おすすめする心が落ち着く・気持ちが楽になる本は、以下の3冊です。
後で1冊ずつ詳しくレビューしていきますが、この3冊を選んだのには私なりの理由があります。
まずは、順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏と明治大学文学部教授の齋藤孝氏のお話から「生き方」や「考え方」を学び、医師や薬に頼らず自分の力で心身の不調を治す「体の整え方」を学び、最後は、言いようのない不安や悩みの種を消す「科学的根拠」を学びます。
こういった3段階の全方位的な考え方や知識を学ぶことによって、心や体の不調に対処出来ると私は考えました。
ということで、次から1冊ずつおすすめポイントを紹介するので是非、最近気持ちがすぐれないな。。と感じている方は購入の参考にしてみて下さい。
心が落ち着く・気持ちが楽になる本1冊目
まず最初におすすめするのは「-人生100年時代を歩む知恵-心穏やかに。」です。
こちらの本は、自律神経研究の第1人者である小林弘幸氏と著書累計1000万部を超え、テレビ出演も多数の教育のプロフェッショナル齋藤孝氏の共著です。
本書は、お二人の子供時代から現在までを振り返りながら思索や行動を学び、最後はお二人の対談形式により今後の日本社会をどう生きていくべきかを考えさせてくれる本になっています。
小林氏は「人の心は弱いもの」「調子を整える習慣と技」、斎藤氏は「取り戻すべき精神」「シンプルに上機嫌に」といったテーマから、我々に心を穏やかにする術を教えてくれます。
波乱万丈な人生を歩んでこられたお二人の話はかなりの説得力があり、読む人の心にすっと入ってくること間違いなし。
でもここで強調したいのは、お二人がもともと心の強い人間だから穏やかに生きていられるのでは無いということです。
むしろ挫折の経験があったり自分の心をコントロール出来ずに苦労したエピソードがあったからこそ、今では穏やかな生き方をすることが出来たのです。
それらの辛い経験から、ストレスからいかに早く抜け出すか・心を落ち着かせてから行動することの大切さ・自律神経のバランスの整え方・対人関係における自身の心の置き方など多種多様な場面における対処法を、具体的な例を以て我々に提示してくれます。
心が落ち着く・気持ちが楽になる本2冊目
続いての本は、「医師や薬に頼らない!すべての不調は自分で治せる」です。こちらは、「うつ消しごはん」「メガビタミン健康法」といった著作でも有名な精神科医藤川徳美氏の本です。
うつ消しごはんのあまりのヒットに全国から予約が殺到した藤川氏のクリニック。
そして、このクリニックにわざわざ来てもらわなくても、本書にて紹介する方法を実践してくれれば心身の不調は自分で治せますよ、とあらゆるノウハウを詰め込んでくれたのがこちらの1冊になるわけです。
具体的には、1にも2にも十分量のタンパク質を摂ることを推奨されています。タンパク質は何も筋トレをしている人だけが積極的に摂るものではないのです。
タンパク質を規定量摂取することで、薬の効き目が良くなり減薬・断薬が進められる、鉄剤やメガビタミンを開始できるようになり免疫力アップにつながる、元気に疲れにくい体を作れ、ストレスに負けないようになる、とまさにいいことづくめになります。
科学的なデータや数多の臨床結果からタンパク質の効能を示してくれるので、根拠がないと安心できないよ、という人でも納得しながら読み進めることが出来ます。
第1章では、現代のバランスが良いと言われている食事が栄養失調を引き起こしていることを説明し、タンパク質の必要量や効率的な摂取の仕方、ひいてはおすすめの安価で品質の良いプロテインまで紹介してくれます。
タンパク質摂取による恩恵を科学的根拠とともにしっかり解説してくれるので安心して行動に移せます。
第2章では、十分量のタンパク質を摂取出来るようになれば次の段階である鉄不足・ビタミン不足の解消へと話が進みます。ここまでくると、うつ・パニックへのしっかりとした対処法になってきます。
ちなみに、私はこの本に従って現在、体重×1g~1.5gのプロテイン+鉄剤を摂取し続けています。そちらの検証記事も現在執筆中ですので近いうちにレビュー記事としてアップします。
⇒レビュー記事をアップしましたので、是非読んでください!
第3章では、分子栄養学に基づいた慢性疾患の症例集として、過食症やアルコール依存症、躁鬱病や社会不安障害+恐怖症の患者さんたちに処方した内容やその後の改善について紹介してくれています。
各症例内容に心当たりのある人は、まさにその方法を実行すればいい訳でまさにお医者さんいらずといったわけです。この本本当におすすめです。
心が落ち着く・気持ちが楽になる本3冊目
最後におすすめするのは「-科学的に不安は消せる-その悩み9割が勘違い」という本です。もうタイトルからして、こちらの心を安心させてくれる説得力がありますね。
著者は、認知科学を専門とし生物学と脳科学と心理学の学際領域研究を長年手掛けている石川幹人氏。
本著では悩みの原因の多くは遺伝で説明できるとし、直感的な行動を起こす心を「ホットハート」、熟慮的な思考をする心を「クールマインド」と名付け、その2つの心を磨いてコントロールすることに価値を置いています。
つまり、様々な日常の悩みの場面で、感情的な心と理性的な心を上手く操れるよう我々に考え方や生き方を教えてくれます。
また、そういった考え方を提示してくれる章もありながら、私がおすすめしたいポイントが他にもあります。それは、我々が持つお悩みに原因と対策を一問一答形式で分かりやすく解説してくれるところです。
例えば、雨の日になると憂鬱になり気分が滅入ってくるという悩みや大人になっても全然人見知りが治らないという悩みなど人間の本能的なところをついたものから、職場に気の合う仲間がいない、転職した方がいいのかなといった仕事における悩みまで、そのように考えてしまう原因や対処法を、脳科学・心理学的な側面から我々に分かりやすく教えてくれます。
先の2冊が、ゆっくり時間をかけて心と体にアプローチしていく本だとすれば、本書は小さな悩み事でも発生すればすぐに開いて原因と対処法を調べる、といった即効性のある心を落ち着かせる本と言えるでしょう。
もちろん、ホット&クールハートを使いこなす術もしっかり説明されており、長く愛用出来る本でもあります。
【番外編】個人的に気になる本2冊
とここまでは、実際に私が購入した本の紹介でしたが、まだまだ気になる良本はこの世にたくさんあるわけです。私が目をつけているそんな2冊を番外編として紹介したいと思います。
黙々と静かに読むのもいいけれど、声に出すって意外とすごいパワーがあります。「音読」という形で触れることで、日本語の美しさやリスムの楽しさを改めて感じさせてくれる気がします。
お次は少し変わり種。心が落ち着く・気持ちが楽になる時間を自分に与えてくれそうな本です。
絵を描くことが得意で無くても、抵抗さえなければ問題なく楽しめそうですよ。レビューを見てみると、夢中になってしまってスッキリした気持ちになれた、とのコメントが多く見られます。
何かを忘れて没頭するって、とても大事な時間だと思います。
心が落ち着く・気持ちが楽になる本3冊おすすめ まとめ
心が落ち着く・気持ちが楽になる本を3冊+2冊ご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
悩みが本を読むだけで解決するのかな?と思うのは当然ですし、私も根本的なところから問題がゼロになるとは思っていません。
しかし、人の心や考え方、ひいては人生というものは日々の積み重ねだと思うのです。
今まで考えもしなかったことを、最先端の知識を習得している専門家から書籍を通じて学び、自分の1日1日を変えていくことはとても大事なことだと思うのです。
今まで、あまり本を読んでこなかったなーと思った方も、これを機に是非色々な本を読んで様々な考えを知るきっかけにしていただければ幸いです。
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