alookと眼鏡市場の違いを徹底検証/レンズ・フレームを比較レビュー
私は外ではコンタクト、家に居る時だけ眼鏡をかけるタイプの人間なのですが、以前からALOOKというメーカーのリーズナブルな眼鏡を愛用しています。
最近ふと他のブランドの眼鏡も見てみようかなあという気分になり、これまたよく聞く眼鏡ブランドの眼鏡市場で眼鏡を探してみることにしました。
眼鏡市場とALOOKの2社とも、高級路線というよりは安さを売りにしているイメージがあるのですが、具体的にこの2社の眼鏡にはどのような違いがあるのでしょうか?
会社情報やレンズ・フレームなどなど、眼鏡市場とALOOKの2社の眼鏡を購入比較し、両方試したからこそ分かった違いをユーザーである私が徹底レビューします。
alookと眼鏡市場の母体はメガネトップ
調べてみて分かったのですが、眼鏡市場とALOOKは経営母体がメガネトップという株式会社であり、眼鏡市場とALOOKは同一のグループ会社なのだそうです。
現在も、眼鏡市場とALOOKの店舗が併設されていたり、統合したり、ALOOKの店舗を閉店して眼鏡市場へ業態変更したりといった動きがみられます。
近くのALOOKが無くなって眼鏡市場になってる!と思ったのはそういうことだったのですね。
しかし、同じグループ会社といえど眼鏡市場とALOOKでは販売のコンセプトに違いがあり、取り扱っている商品も別々です。(ユニクロとGUの様な関係と言えるのかも?)
今回はそのあたりに着目して比較レビューしていきたいと思います。
眼鏡市場のレンズとフレーム
眼鏡市場の特徴は、フレーム+レンズが一式価格であることです。どういうことかと言いますと、超薄型レンズにしても、両面設計遠近両用レンズにしてもフレームからの追加料金が0円ということ。
ただ、約30種類あるすべてのレンズが+0円な訳ではなく、
- 薄型レンズ
- UVカット防汚・撥水コートつき
- ストレスフリー遠近(視野が広くゆがみにくい)
に限られるみたいです。薄型レンズとUVカット・撥水コートだけでいい、という人も多いのでそのような方には分かりやすい値段設定ですね。
ちなみにそれら以外の人気レンズである、ブルーライトカット・曇りにくい・スクラッチシールド・カラーレンズなどは+3,240円(税込)になります。
個人的にブルーライトカットはかなり欲しい機能なので、その時点で3,240円上乗せされてしまいます。
また、どのくらいの価格からラインナップが用意されているのか調べましたが、基本的に下は12,960円くらいから上は25,920円ほどのようです。
また、ファッションブランド等とタイアップした製品なんかもあり、そちらは3万円台くらいしてました。
眼鏡市場の使用レビュー
眼鏡市場の眼鏡の印象は、価格の割には品質がよいといったところでしょうか。
ALOOKなどのような激安眼鏡店と比べると少し値段帯が高い印象はありますが、それらの激安ブランドより品質は上回っていると思います。
フレームの種類が豊富なので、妥協せず自分に合った眼鏡を選べましたし、そのフレーム自体も軽くて丈夫なので気に入っています。
フレームの選択肢が豊富なのは、本当に嬉しいところです。安すぎるブランドだとフレームの型が似たようなものばっかりか種類が少ないところが多いですからね。
店員さんに聞いてみると、フレームのメタル部分にチタンなどを使用している分、ALOOKの眼鏡の価格帯より高くはなるけども、その分丈夫で軽く長持ちとのことでした。
いい素材を使っていれば値段が高くなるのは当然でしょう。
眼鏡をかけたまましょっちゅう寝てしまう、という方にはフレームが丈夫なのはありがたいかもですね(絶対外してから寝ましょう)。
ALOOKのレンズとフレーム
ALOOKに関しては、コンセプトがはっきりしていて潔いですね。ALOOKは眼鏡を、着替える・変わる・楽しむ「アイウェア」として、服装などのファッションの一部として捉えています。
つまりリーズナブルな価格で複数の眼鏡を揃え、手軽に眼鏡を着替えてほしいという思いですね。毎日気分によって眼鏡を変えたいというおしゃれな方には、大変ありがたいブランドです。
ALOOKの特徴としては、眼鏡の価格帯を5,500円・8,800円・11,000円・13,200円(各税込)と4種類用意しており、すべて1.55薄型レンズ付きなところです。
これはかなり安いですね。5,500円で眼鏡が買えるなんて少し価格破壊が起こっているかもしれません。
しかし、1.55薄型レンズよりさらに薄い1.60薄型非球面レンズ以上の薄型レンズやUVカットレンズにするには3,300円~5,500円(各税込)ほどの追加料金がかかってしまいます。
眼鏡市場ではそれらの追加料金が0円だったことを考えると、オプションを付け足していくことで結局は同じくらいの値段になる可能性はあります。
つまり、伊達メガネとまでは言わなくとも、視力がそこまで低くなく、おしゃれ感覚でつけている要素が強い方には最強にお得に眼鏡を揃えられるブランドという事でもあります。
ALOOKの使用レビュー
ALOOKの眼鏡は値段相応というか、眼鏡市場の眼鏡と比べると確かに少し品質が落ちるような気はします。具体的に言うと、フレームが多少歪んだり曲がったりしやすそうなイメージですね。
しかしメガネとしての機能は十分ですし、それこそALOOKがコンセプトとしているように複数所持しておしゃれ感覚で付け替えると考えれば、劣化も抑えられ消耗も少ないと思います。安さはまさに正義。
と言ってしまうと、すぐに壊れやすそうだと思われるかもしれませんが、もちろんそんなことはありませんので心配しないでください。
たまにネジを閉めてもらったりなどの無料メンテナンスはしてもらってますが、私自身が同じ1本の眼鏡を3年くらい毎日使っていますのでお墨付きをしておきます。
それに数万の眼鏡を常時数本所持するほどお金に余裕があるわけでもないので、ALOOKのおかげでお安く2~3本の眼鏡を購入出来るのは助かります。
いつ転んだりして眼鏡が壊れてしまうか分からないので、替えがあるのは安心です。
眼鏡市場とALOOKの違い比較レビュー まとめ
2社のブランドの眼鏡を試して比較しましたが
- 安さを追求したり、複数持つことを前提にするならALOOKの眼鏡
- 少し価格帯が上がっても軽さや耐久性を重視するなら眼鏡市場の眼鏡
を購入することをおすすめします。
しかし、ALOOKの眼鏡もレンズをより薄くしたい場合や、UVカットなどのオプションを増やすと、眼鏡市場の値段と同等もしくは超えてしまう可能性があります。
あくまでそういったオプションを付けない方にはお得というふうに言えるでしょう。
ちなみに私自身はかなり視力が悪く、オプションの薄型にしないとそれこそ牛乳瓶の底みたいな眼鏡をかけなければいけないので薄型レンズは必須なのです。
また、防汚・撥水なども標準で欲しいので、結局、眼鏡市場の眼鏡とALOOKの眼鏡がとんとんくらいの値段になりました。なので最近は眼鏡市場の眼鏡の方に移行しつつあります。
数ある眼鏡ショップですが、この2社はかなりおすすめ出来ます。ご自身の眼鏡スタイルをもとに、どちらがより自分に適した眼鏡かを考える参考にしていただければと思います。
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