劇場版「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」を見たので感想を語る。
昨日、劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』を見てきました。
映画館で、劇場版コナンを観るのは実に『ベイカー街の亡霊』以来です。実に17年ぶりですか。年を取ったもんだぜ。。
「もうコナンの映画なんて見ることは生涯ないだろう(いい年だし)。。」と思っていましたが、友人に誘われるがままに行ってみましたので、感想を語ります。
というのも一昨年の『から紅の恋歌』の時も観に行こうと誘われたのですが、「コナンって小学生が見るやつでしょ?」と切り捨てておきながら、2017年邦画興行収入ランキング第1位を獲得したのを聞いて「見ておけば良かった。。」と思った記憶があったからです。
そんな前回の自分の思慮の浅さを反省しつつ(ゼロの執行人は知らん)、映画館へと足を運んだわけです。
「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」概要
以下、映画情報。
- 2019年4月12日(金)公開
- 劇場版『名探偵コナン』シリーズの23作目
- キャッチコピーは「真実VS奇術VS蹴撃 雌雄を決する三位一体(トリニティ)バトルミステリー」
- シリーズ初の海外で物語の舞台はシンガポール
「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」感想
推理映画のネタバレはご法度なので、ここでは概要としての感想のみに留めます。
少しも映画の内容を知りたくない!という方はご注意を。。
↓(以下感想)
原作やアニメ、劇場版のコナンにそれほど詳しい訳ではないのですが、第一印象としては、推理要素少なくない?と感じました。
推理小説とかは結構好きな方なので、コナンが犯人の名前を口走る前に当ててやるぜ!と息巻いていましたが、今回の映画で推理・探偵要素はあまり重要視されていないように感じました。
といっても、それをもってして手抜きの映画だなあ。。と思った訳ではありません。
本作はアクションの方にかなり力を入れた作品だと感じたからです。映画を観た大多数の人はそう言うと思いますよ。
怪盗キッドや京極 真(きょうごく まこと)がメインキャラクターに据えられていることからも察しがつきますが、なかなか疾走感溢れるハイクオリティなアクションシーンが多かったと思います。
今作の良かった点
- アクションシーンや爆発シーンに迫力があり引き込まれる
- 謎解きが小難しくなく、話のテンポが良いのでダレずにストーリーに集中出来る
- 作画がかなり丁寧できれい&かっこいい
今作の悪かった点
- 登場人物の心情や動機、トリックなど諸々の説明が不足している
- キャラクターの性格が普段と違い違和感がある
- 少し幼いラブコメ要素が多い!?と感じる
良かったのはシーンの描き方や作画、効果音に迫力があり、没入感がより高まる映画館で観て良かった!と感じる作品になっている点です。また話のテンポが良いため、中だるみがなくエンディングまで集中して観れたところが高評価。
悪かったのは、内容が盛りだくさんなせいでキャラクターの心情や行動など、色んな部分で説明不足なところが多く、あれはどういう意味だろう?となってしまう点がところどころあったように感じた点です。けれど、逆にその部分に関して一緒に見に行った人と話が弾むかもしれませんね。
「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」まとめ
他の鑑賞者の方の感想や評価も覗いてみましたが、比較的辛口なコメントが多かったように思います。最近の劇場版コナンは評価が高い作品が続いていたので、期待値もだいぶ高かったのでしょう。
僕個人としては、傑作とまではいかないまでも、十分映画館に足を運ぶ価値のある作品だと思いましたよ。見に行こうか迷われている方は、参考にしてみては。