ドラム初心者が最初にすべき基礎練習は?とにかくこの練習は必須!
突然ですが、昔そこそこ真剣にドラムの演奏をしていたことがあります(もちろん趣味の範囲)。現在も暇と機会があればやりたいと思っているのですが、仕事をしているとなかなかそんな時間は作れないものです。
そこで今回は、ドラムを始めた超初心者の時期に参考にしていた「基礎的な練習法」について書いていこうと思います。これからドラムを始めようと考えている方に是非一読いただければと思います。
リズムキープの基礎練習で感覚を脳に覚えこます
ドラムを叩く環境は整ったし、有名なあのバンドのスコアを買ったからとにもかくにも早速ドラムを叩きたい、、、!という気持ちは痛いほど良くわかりますが、ドラムは他の楽器に比べて特に基礎的な反復練習が重要で、結果に直結する楽器です。
ドラムはギターやピアノ等とは違い、ベースとともにリズム隊として特に正確にリズムキープをする力が強く求められるからです。土台となるドラムのリズムがガタガタでは、しっちゃかめっちゃかな演奏となり、最悪の場合演奏自体がストップしてしまうかも知れませんから。
「取りあえず来月のイベントまでに!」ということでもなければ、演奏時の変なクセがついてしまわないよう、最初ほど特に地味な練習を根気強く進めるべしです。嫌になって途中で投げ出してしまうくらいなら、たまには好き叩くのももちろんアリですよ!
リズムキープの練習法
では実際にリズムキープ力を鍛えるためには、どのような練習をすべきなの?という話ですが、もちろん何も考えずに太鼓を叩くだけでは意味がありません。
まずは、今まで普通に生活する上で、何となくあったであろうリズム感覚をここらできっちり鍛える必要があります。
そして、リズム感覚を鍛えるためには、まずはゆっくりのテンポから練習をするべきと言えます。1つ1つのリズム感覚と体の動きをしっかりと脳に覚えこます必要があるからです。
高速も、超絶技巧も全ての基本はその1つ1つの積み上げだからです。
基礎練習をする上で大事なポイントは以下のとおり。
- メトロノームをしっかり聞いて、テンポに合わせて叩く
- メトロノームに合わしつつ、それを自分のリズムとするよう意識する
- 手首や腕ひいては体全体のフォームを確認する
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メトロノームのタイミングにしっかり合うとメトロノームの音が聞こえなくなるので、そこを目指しましょう!基本はドラムパットを使って練習すると良いですよ。
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そして、ゆっくりのテンポがきちんと出来てから、少しづつ早くしていくということを忘れないでください。
スティックコントロールの基礎練習で動きを体に覚えこます
スティックを正確に緻密にコントロールすることが、安定したドラミングに繋がります。早いテンポもゆっくりのテンポもドラムを叩くための体の動きは基本同じなのです。当たり前の話ですが、テンポがただ早くなるだけ。
また、スティックコントロールは手首だけを使うものではありません。手首・腕~上半身が連動して体に無駄な力を入れずに振る、という感覚ですね。
だからこそ、いきなりやみくもに好きなバンドの曲を演奏し始めるべきではないと説明したのです。一度ついてしまったクセはなかなか治りづらいものですから。
演奏する曲のテンポが高速になり、難易度が上がるほど、スティックコントロールが重要になってきます。ゆっくりで単純な曲であれば誤魔化せるかもしれませんが、もっと上達したいという方はそのあたりも強く意識すべきですよ。
スティックコントロールの練習法
練習するにあたっては、リズムキープの練習と同じようにドラムパットを使用してください。リズムキープとスティックコントロールは表裏一体のものです。
リズムキープを意識するあまり、スティックコントロールが無茶苦茶になるのは絶対にいけませんし、逆もまたしかり。ここでもリズムキープを意識してください。
簡単に練習法をご紹介しますが、エクササイズに必要な譜面は教則本などを参考にしてみてください。「リットーミュージック DVD&CDでよくわかる!はじめてのドラム」とかもおすすめです。
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以下、スティックコントロールを鍛える練習3ポイントです。
- シングルストロークとダブルスクロールを交えて叩く
- 4分音符、8分音符、16分音符、3連符を交えて叩く
- アクセントの位置を変えながら叩く
手先だけではなく、手首~腕~上半身の動きをしっかり意識して練習を行ってください。余分な力を抜くよう心掛けてください。
ドラム初心者が最初にすべき基礎練習は? まとめ
今回は、これから新しくドラムを始めようかな、という方向けに初心者が最初に行うべき基本の練習法をご紹介しました。私がお伝えしたかったのは、基本の基本であるリズムキープとスティックコントロールの練習について。
リズムキープの練習ポイント
- メトロノームをしっかり聞いて、テンポに合わせて叩く
- メトロノームに合わしつつ、それを自分のリズムとするよう意識する
- 手首や腕ひいては体全体のフォームを確認する
スティックコントロールの練習ポイント
- シングルストロークとダブルスクロールを交えて叩く
- 4分音符、8分音符、16分音符、3連符を交えて叩く
- アクセントの位置を変えながら叩く
でしたね。
かっこいいドラムは地道な練習から!楽しいドラムライフを是非お過ごしください!