首肩腰の寝違え筋違えに/効果の強いおすすめ市販湿布を紹介レビュー
朝起きた時や物を取ろうとした時に感じたのは小さい痛みだったのに。。そこからじわじわ痛みが酷くなり、途中から首や肩、体を捻るとするどい痛みが走る。。というような経験は誰にでもあるかと思います。
寝違えや筋違えは、筋肉が凝り固まった状態で、急に頭や首を動かしたり、重いものを持ち上げたりして起こります。筋組織が外からの力で損傷したり、軽度の肉離れを起こしたりしている状態です。
寝違えや筋違えの対処・治し方として有用な湿布薬による治療ですが、今回はどこのドラッグストアでも売っているような入手しやすい市販の湿布薬に着目!これは良く効く!とおすすめ出来る市販湿布を解説レビューします。
寝違え・筋違えの際にやってはいけないこと
まずは市販湿布を買いに行く前に、今の症状をひどくしないようにやってはいけないことを見ていきましょう。たまに行く整骨院の先生に聞いたので間違いないかと思います。
【患部を動かす】
症状はそこまで酷くはないかな?どれくらいまで曲げたら痛いかな?と確かめるために、首や肩を前後左右に動かしたり、手で揉んだり、触ってみたりするのはやめましょう。
言わずもがな、痛んでいる部位はケガをしている状態なわけで、なるべく動かさない・触らないようにするのがベストです。違和感が気になって周辺部位のストレッチをしたくなるかもしれませんが、逆効果です。
【患部を温める】
湯治というものがあるように、温めることは治療法として有用なのは間違いありませんが、炎症を起こした直後は良くありません。温めることで炎症を助長させ、症状が悪化してしまう恐れがあるからです。
カイロなどで温めたりするのも良くないですし、湯船にゆっくりつかって患部をマッサージ、なんていうのは絶対やめましょう。腫れや熱をもっている感じがあったら、少なくともその日は温めることは避けるべきです。
【患部を冷やす】
逆に、アイスパックなどで長時間冷やすのもまたおすすめできません。 一時的な鎮痛効果はあっても、筋肉の血流が悪くなり、その後の回復に支障が出るからです。痛みの直後は冷やすくらいに思っておきましょう。
寝違え・筋違えを早く治すには?
簡単かつ確実な対処法は、筋肉への刺激を避けて症状が治まるまで出来るだけ安静にする、につきます。簡潔に言えば、楽な位置を死守して「痛い!」と感じる動きやひねりをしない、ということになります。
しかし、日々の生活をする上で身体をずっと動かさないなんて出来るはずもなく、より楽により早く治すために湿布が有効な対処・治療法となるわけです。
良く効く市販湿布を紹介レビュー
ここからこの記事の本題となりますが、痛みが出てから5~6日程度は、消炎鎮痛成分が入っている冷感湿布を貼るのがおすすめです。ただし、1回あたり長時間貼り続けるのは避けましょう。
そして数ある市販湿布の中でも、コストパフォーマンスに優れた商品・とても良く効く商品を、実際に使ってみた感想と共に紹介していきます。
のびのびサロンシップF(久光製薬)
20枚入で希望小売価格(税別)は1,250円。ドラッグストアやネット通販などではもっと安く買えると思います。
10枚入りパックが2袋入っており、保湿チャック付きなので乾燥を防げて安心。
【効果・効能】
筋肉痛・筋肉疲労・打撲・ねんざ・肩こり・腰痛・関節痛・骨折痛・しもやけなど。
【成分・分量】
サリチル酸グリコール 2.00g
⇒ 鎮痛、鎮痒作用があるので、肩こりや筋肉痛に伴う炎症や痛みを抑制することが出来ます。皮膚からの吸収率が高いので効果が見込めます。
l-メントール 1.00g
⇒ 清涼感を与えてかゆみを緩和。また消炎作用をもつ。
ビタミンE酢酸エステル 1.00g
⇒ 肌荒れなどの皮膚トラブルを防止します。毛細血管壁の細胞を改善したり、微小循環系の動きを良くしてくれます。
【のびのびサロンシップFを使用した感想】
簡単に患部に貼ることが出来て、丸角で剥がれにくいので色んな部位に使える鎮痛消炎冷感シップ剤です。この商品の一番の魅力は何と言ってもコストパフォーマンスの高さ。お店の商品棚で、比較的安くて量も多い商品としてお買い得な市販湿布といえます。
貼ってからスーっと浸透していく感じがして、痛みも軽減されていく良い湿布だと思います。普段使いに大変おすすめです。持病というほどではないけれど、わりかし湿布を貼る機会が多いという方は購入しておいて損はないと思います。
今まで湿布に頼ったことはないけれど、試しに使用してみようかなという方にも安いので入門用(?)におすすめです。
ラクールテープ FB 5.0EX (matsukiyo)
希望小売価格は10枚入りで税込み877円、手ごろな価格帯です。あまり有名どころでは無いかもしれませんが、ドラッグストアやネットショップでちゃんと売ってあります。
保湿のためのチャックももちろん付いています。
【効果・効能】
腱鞘炎(手・手首・足首の痛みとはれ)・肘の痛み(テニス肘など)・腰痛・関節痛・筋肉痛・打撲・捻挫など。
【成分・分量】※膏体100g中
フェルビナク 5.0g
⇒ 痛みの元に浸透・直接作用して痛みをおさえてくれます。
l-メントール 4.2g
⇒ 清涼感による刺激と軽い知覚麻痺で痛みをおさえてくれます。
トコフェロール酢酸エステル 2.3g
⇒ 血行を促進し、症状の改善する改善に寄与します。
【ラクールテープ FB 5.0EXを使用した感想】
この商品の印象は値段が手ごろで安価な割には効果がある、という先に紹介したサロンシップと後に紹介するロキソニンテープの中間のような市販湿布です。
サロンシップではあまり効かないレベルの痛みにもこのラクールテープはよく効きますし、かといってロキソニンは少し高いしなあという思いを抱いた方にピッタリな湿布と言えるでしょう。
あまり名前を聞いたことが無いかもしれませんが、成分分量はあの有名どころであるフェイタスと同じなので自信をもっておすすめします(むしろメントールはこちらの方が多い)。実際に購入する際に、安い方を選べばいいかと思います。
ロキソニンSテープ(第一三共ヘルスケア)
ロキソニンSテープ(7枚)は、希望小売価格(税抜)で980円、ロキソニンSテープL(7枚)で1,580円です。ちなみに、画像は大判サイズのLになります。
こちらも保湿のためのチャック付きです。というか、チャック付きじゃない方が珍しいかと思います。
【効果・効能】
腰痛・肩の痛み・関節痛・筋肉痛・腱鞘炎・肘の痛み・打撲・捻挫など。
【成分・分量】※膏体100g中
ロキソプロフェンナトリウム水和物 5.67g
⇒ 鎮痛・抗炎症作用成分を配合しており、痛みの芯まで直接浸透してよく効きます。
※添加物 スチレン・イソプレン・スチレンブロックコポリマー、ポリイソブチレン、水添ロジングリセリンエステル、BHT、l-メントール、流動パラフィン、その他2成分
【ロキソニンSテープを使用した感想】
ロキソニンSテープは先ほど紹介した「のびのびサロンシップF」などに比べて値段が高いですが、病院で処方して貰うような医療用成分配合の商品なのでかなり良く効きます。
敏感肌の人だと少しヒリヒリするかもしれませんが、匂いもほとんど無く、貼る時ヒヤッと冷たくないのでかなり使いやすいです。
「市販湿布で一番良く効く!」との呼び声もあり、納得の効果です。先に紹介したのびのびサロンシップなどで効果が見られなかった際に、次の段階として試すと良いでしょう。
ちなみに私は軽い痛みならのびのびサロンシップで十分治りますし、それでも効果が無かった際にラクールテープ、さらにロキソニンテープを最終手段として使っています。大体このパターンで治しています!
寝違え・筋違えに効く市販湿布 まとめ
以上、首や肩の寝違え・筋違えの対処としてご紹介した良く効く市販湿布ですが、5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を一度見直してみて下さい。
極論、寝違えや筋違えは放っておいてもいずれはおさまりますが、あまり頻繁に症状が出るようなら、一度お医者さんに相談することも必要かもしれません。市販湿布を貼って安静にしつつ、経過を観察してみて下さい。
【関連記事をチェック】
▶ ウイルス対策に/消毒スプレー・グッズ超おすすめレビュー を読む